2013年3月27日
3月22日，ガイアナジョージタウン市に所在する，ジョージタウン公立病院にて，草の根・人間の安全保障無償資金協力「ジョージタウン公立病院小児科病棟治療環境改善計画」の署名式が行われました。同病院は，供与限度額90,319米ドル（7,315,839円）の草の根無償資金を利用し，小児科病棟で不足している医療機材の整備を行い，治療の質の向上を目指します。
本件により，重症患者の治療に必要な心電図モニター，シリンジポンプ，人口呼吸器などの専門的な医療機器の他に，基本的な診察を行うために必要な検耳鏡や検眼鏡も整備されます。
本式典は，サムエル・ハインズ首相をはじめ、手塚義雅在トリニダード・トバゴ日本国大使及びマイケル・カーン院長の出席のもと実施されました。
手塚大使は，挨拶の中で「本件実施により，ジョージタウン公立病院は，適切な処置が必要な子どもたちに対して，より良い治療を行うことが可能となる。日本のシニアボランティアの活動との相乗効果が発揮され，同病院の小児医療体制を効果的・効率的に支援することができると信じている。」旨述べられました。
日本国政府は，今後とも両国の友好関係と相互理解を深めていくため，様々な分野でガイアナに対する開発支援を実施していきたいと考えています。
（了）
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