2012年10月29日
10月26日,草の根・人間の安全保障資金協力によって整備された新たな運動場の完成式典がセントルシアの首都カストリーズにあるドナタ特別支援学校で行なわれました。被供与団体である「セントルシア発達障害者組合」は,28,522米ドル(2,538,458円)の草の根無償資金を利用して,障害を持つ生徒の運動療法を促進するために,新たな運動場が新設されるとともに,新しい運動療法用機材を新設及び既存の運動場に整備されました。
本式典は,手塚義雅日本国大使及びキャロリン・アーチバード校長に加えて,ロバート・ルイス教育・能力開発・労働大臣等も出席して行われました。
手塚大使は,挨拶の中で「教育は人間の成長において重要なものであるばかりでなく,国家の成長においても重要なものである。本件は障害を持つ子どもたちの運動能力及び社会的能力の改善を支援することを目指しており,本件完了にあたり,ドナタ特別支援学校は,より安全で創造性のある環境のもと運動療法が行なえる施設を確保することができた。」旨述べられました。
日本国政府は,今後とも両国の友好関係と相互理解を深めていくため,様々な分野でセントルシアに対する開発支援を実施していこうと考えています。
(了)
お問い合わせ
在トリニダード・トバゴ日本国大使館 経済協力班
Tel: (868)-628-5991/3 Ext. 235
E-mail: ecocoop@po.mofa.go.jp
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