銀行強盗にご注意願います。

令和5年5月30日
【ポイント】
 報道によると、5月のみでトリニダード・トバゴ国内において銀行強盗が5件発生しています。内訳は、ポート・オブ・スペイン1件、中部4件です(中部の位置については、管轄国の治安情報(2023年4月分)の2ページ目をご覧願います。)。
 
 銀行において注意すべき点として、警察その他のホームページ等に以下が掲載されています。ご参照の上、銀行利用時や普段の生活において、防犯に十分にご留意ください
 
〇標的にされる可能性があるため、多額の現金を引き出さない。
〇多額の現金を引き出す場合は、可能であれば誰かに付き添ってもらう。
〇銀行から出るときに、ジッパー付きの銀行バッグや銀行員が現金を入れる白い封筒が目につかないようにする。
〇銀行を出るとき、「待ち伏せ」しているような車がないか確認する。そのような車には、建物内には入らずに駐車場にいる人が複数人いることがある。
〇注意を散漫にしない。銀行では、電話をしたり、メールを送ったりしない。自分の周囲と、周囲の人々に気を配る。
〇他人の目につくところでお金を数えない。
〇銀行の中又は外で誰かがついてきたり、ATMでごく近くに誰かがいないか注意する。ATMで誰かが見ていると思ったら、取引を中止してその場を離れる。
〇車の窓を閉め、ドアは施錠し、徒歩や車で近づいてくる人に注意する。
〇銀行から出るとき、後続の車に注意する。強盗犯人は、強盗を行う前や車中に押し入る前にターゲットが次の目的地に着くまで待つことがよくある。誰かに尾行されていると思ったら、車で自宅に行かずに警察署や消防署などの人通りの多い場所に行き、警察を呼ぶ。
〇たとえ数分の外出であっても、車内にお金の入った鞄、現金入り封筒、財布を放置しない。ドアに鍵をかけても、強盗はすぐに窓ガラスを割って欲しいものを取るので効果はない。
〇銀行に行くのは、すべての用事の最後にする。
〇家に誰かいる場合は、到着する前に、不審な車が近くに停まっていないか、外を確認してもらう。
〇多額の現金を預ける場合は、最寄りの警察署に連絡し、支援を求めることができる。その時の勤務状況によるが、警察官が銀行まで同行する。このサービスは無料。