クリスマス前の現金引出後の強盗などにご注意願います。

令和7年12月19日
〇トリニダード・トバゴにおいて、何らかの方法により、被害者が現金引出後や売上金などの多額の現金を所持していることを把握した上で窃盗や強盗などに及んでいると思われる事例が引き続き報道されています。
〇また、クリスマス前になり、ショッピングモールでの強盗被害が複数報道されています。
 
1 Diego MartinのStarlite Shopping Plazaに駐車中の車からの60,000TTドル(約8,500米ドル)の盗難被害
Daily Express紙 
 
2 Westmoorings近くのガソリンスタンドで給油中に40,000TTドル(約5,700米ドル)の強盗被害
Daily Express紙
 
3 歳入庁前で現金100,000TTドル(約14,300米ドル)のひったくり被害
Daily Express紙
 
4 国際空港近くのTrincity Mall駐車場で42,000TTドル(約6,000米ドル)の強盗被害
Daily Express紙
 
 銀行において注意すべき点として、警察その他のホームページ等に以下が掲載されています。ご参照の上、銀行利用時や普段の生活において十分にご留意ください
 
〇標的にされる可能性があるため、多額の現金を引き出さない。
〇多額の現金を引き出す場合は、可能であれば誰かに付き添ってもらう。
〇銀行から出るときに、ジッパー付きの銀行バッグや銀行員が現金を入れる白い封筒が目につかないようにする。
〇銀行を出るとき、「待ち伏せ」しているような車がないか確認する。不審な車の場合、建物には入らずに駐車場で複数人が待機していることがあります。
〇注意を散漫にしない。銀行では、電話をしたり、メールを送ったりしない。自分の周囲と、周囲の人々に気を配る。
〇他人の目につくところでお金を数えない。
〇銀行の中又は外で誰かがついてきたり、ATMでごく近くに誰かがいないか注意する。ATMで誰かが見ていると思ったら、取引を中止してその場を離れる。
〇車の窓を閉め、ドアは施錠し、徒歩や車で近づいてくる人に注意する。
〇銀行から出るとき、後続の車に注意する。強盗犯は、標的の車が次の目的地に着くまで追跡し、車を降りた後を狙うことがよくあります。誰かに尾行されていると思ったら、車で自宅に行かずに警察署や消防署などの人通りの多い場所に行き、警察を呼ぶ。
〇たとえ数分の外出であっても、車内にお金の入った鞄、現金入り封筒、財布を放置しない。ドアに鍵をかけても、強盗はすぐに窓ガラスを割って欲しいものを取るので効果はない。
〇銀行に行くのは、すべての用事の最後にする。
〇家に誰かいる場合は、到着する前に、不審な車が近くに停まっていないか、外を確認してもらう。
〇多額の現金を預ける場合は、最寄りの警察署に連絡し、支援を求めることができる。その時の勤務状況によるが、警察官が銀行まで同行する。このサービスは無料。