トリニダード・トバゴ在住画家 巨匠ピーター・ドイグ氏のアトリエ訪問 | 東京国立近代美術館にて個展開催中

令和2年7月22日
巨匠ピーター・ドイグ氏と平山達夫在トリニダード・トバゴ日本国大使
Lapeyrouse Walll, 2004, Oil on canvas, 200 x 250.5 cm, ©Peter Doig. Museum of Modern Art, New York. Gift of Anna Marie and Robert F. Shapiro in honor of Kynaston McShine, 2004. All rights reserved, DACS & JASPAR 2020 C3120
Rain in the Port of Spain (White Oak), 2015, Distemper on linen, 301 x 352 cm, ©Peter Doig. All rights reserved, DACS & JASPAR 2020 C3120
8日、平山大使は、トリニダード・トバゴ在住のスコットランド人画家ピーター・ドイグ氏のアトリエを訪問しました。今日、世界で最も重要なアーティストのひとりと言われるドイグ氏の日本初の個展が、現在、現在東京国立近代美術館にて10月11日まで開催中。機会のある方は、是非、足をお運びください。

東京国立近代美術館 ピーター・ドイグ展
東京国立近代美術館 ピーター・ドイグ展特設サイト

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東京国立近代美術館 ピーター・ドイグ展
開催期間:2020年2月26日~10月11日

ピーター・ドイグ (1959~)
1959年、スコットランドのエジンバラ生まれ。カリブ海の島国トリニダード・トバゴとカナダで育ち、1990年、ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで修士号を取得。1994年、ターナー賞にノミネート。2002年よりポート・オブ・スペイン(トリニダード・トバゴ)に拠点を移す。テート(ロンドン)、パリ市立近代美術館、スコットランド国立美術館(エジンバラ)、バイエラー財団(バーゼル)、分離派会館(ウィーン)など、世界的に有名な美術館で個展を開催。同世代、後続世代のアーティストに多大な影響を与え、過去の巨匠になぞらえて、しばしば「画家の中の画家」と評されている。

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ピーター・ドイグ(1959~)は、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家です。今日、世界で最も重要なアーティストのひとりと言われています。彼は、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ムンクといった近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーンや広告、彼が過ごしたカナダやトリニダード・トバゴの風景など、多様なイメージを組み合わせて絵画を制作してきました。 私たちが彼の作品に不思議と魅せられるのは、誰もがどこかで見たことのあるイメージを用いながらも、見たことのない世界を見せてくれるからだと言えるでしょう。本展は、ピーター・ドイグの初期作から最新作までを紹介する待望の日本初個展です。絵画から広がる想像の旅へ、みなさんをお連れします。

ピーター・ドイグ展
東京国立近代美術館 開催期間:2020年2月26日(水)~2020年10月11日(日)
ピーター・ドイグ展(東京国立近代美術館)